マッサージの由来~スウェディッシュマッサージの誕生
「マッサージ(Massage)」という言葉はフランス語で、その語源はアラビア語の「圧する(Mash)」やギリシャ語の「こねる(Massein)」、フランス語の「操作する(age)」に由来しています。
マッサージは本来、局部の痛みを“手を触れて和らげる”という人間の本能的な「手当て」という動作から始まって、「さする」、「もむ」など、より効果的な方法へと発展しそれが今を生きる私たちへと受け継がれてきたものです。
はるか昔、ギリシャ時代には既にマッサージが行われていたとされています。その証拠に医学の父ヒポクラテスはマッサージについての言葉を残しています。マッサージは時代の変化とともに、そして、それぞれの土地に合わせて独自の変化と進化を遂げてきました。
アロマセラピートリートメントをはじめ多くのトリートメントやボディワークの基礎となっているヨーロッパ式マッサージ、スウェディッシュマッサージは19世紀初めスウェーデン人であるPeter
Henrik Ling(1776~1839)によって生理解剖学に基づいて科学的に開発されました。それは①求心性の考え方、②滑剤の使用が特徴的なマッサージです。
このスウェディッシュマッサージは日本には明治20年頃、橋本乗晃博士がドイツから軍人医学としての「マッサージ技術」を持ち帰った際に伝えられました。そして現在日本では、スウェディッシュマッサージがスポーツ選手への応用、エステ、健康、リラクゼーションなど多くの分野でに役立てられています。
マッサージの効果
-血液の循環を促し皮膚に栄養を与えて、なめらかな肌をつくる
-リンパ液の流れが良くなり老廃物が排泄され、むくみや疲労を軽減する
-皮下脂肪を燃焼させて、過剰な脂肪を減少させる
-筋肉のコリをほぐし、痛みを和らげる
-自律神経を安定にしてリラックス効果をもたらす
-内蔵などの器官の機能を高める
次回は「スウェディッシュマッサージとアロマセラピートリートメント」の予定です。
お楽しみに(^^)/
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アロママッサージとスウェディッシュマッサージの違い
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